10時7分時点の日経平均は1,844円安の3万2,745円、TOPIXは129ポイント安の2,409ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は58、下落銘柄数は1,569。出来高は7億2,618万株、売買代金は1兆6,328億円。
日本に対する相互関税が10%で自動車関税は25%だとしても、米国と中国が報復関税をエスカレートしているため両国の経済が悪化すれば、日本の輸出への打撃はさらに高まるという不安から、日経平均は反落している。
一時1,982円安の3万2,626円となった。
ソニーグループやアドバンテスト、トヨタなど輸出関連が売られ、みずほやりそなといった銀行株の下げも目立つ。
トランプ関税に対する緊急融資が増えても焦げ付くのではないかという不安や、企業の経営環境の悪化でM&A向け融資が減るという予想もある。
トランプ関税の標的になるという不安で、医薬品の武田と中外製薬が年初来安値を更新した。
わらべや日洋(2918)は前期が営業減益だったが、今期の増益予想が好感された。
業種別下落率上位は銀行、電機、保険、輸送用機器、非鉄で、上昇業種はなし。(W)