10時1分時点の日経平均は171円高の3万8,313円、TOPIXは15ポイント高の2,731ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,137、下落銘柄数は445。出来高は5億6,257万株、売買代金は1兆3,107億円。
円高が警戒され、日経平均は一時小幅安となった場面もあったが、円高圧力が一服したため、買われた。
本日の米国では週間の失業保険申請件数や10~12月期GDP改定値、1月耐久財受注の他、バーFRB副議長の講演やボウマンFRB理事の講演が予定されている。
フジクラが買われ、伊藤忠はセブン&アイ買収の創業家案からの離脱で高く、日産は内田社長交代で準備と報じられ、ホンダによる経営統合再交渉が期待された。
オルガノ(6368)はみずほ証券が、株価調整により割安になったことに注目し、投資判断を引き上げた。
東京電力は柏崎刈羽原子力発電所の7号機のテロ対策施設の完成が期限に間に合わず、長期停止の懸念で売られた。
業種別上昇率上位は非鉄、その他製品、卸売、鉄鋼、輸送用機器で、下落率上位は空運、小売、精密、電力ガス、食品。(W)