10時3分時点の日経平均は173円高の3万9,706円、TOPIXは22ポイント高の2,762ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,210、下落銘柄数は378。出来高は7億2,822万株、売買代金は1兆4,532億円。
日経平均は朝方付けた高値に接近したが、突破はできず。
米国でトランプ次期政権が関税の引き上げや移民規制による人件費の上昇などでインフレ圧力が増すことから、金利上昇が見込まれている。
金利上昇に伴う融資の利ザヤ拡大、規制緩和に伴いM&Aが活発化し、手数料収入が増えるという期待で、11日の米国株式市場では、バンク・オブ・アメリカやゴールドマン・サックス、ウェルズ・ファーゴなどが買われた。
米国の金融株高を受けて、三菱UFJやみずほが上昇している。
日本マイクロニクス(6871)は第3四半期累計決算が好調で、中期経営計画の営業利益目標も上方修正したことが好感された。
戸建て分譲住宅の飯田グループは7~9月期の粗利益率は10四半期ぶりに前年同期を上回り、14.3%となったことで買われた。
一方、ディスコやレーザーテック、アドバンテスト、東京エレクトロンが売られ、DeNAが反落。
業種別上昇率上位はゴム、サービス、輸送用機器、証券、保険で、下落は海運、電機、石油。(W)