10時1分時点の日経平均は749円高の3万8,301円、TOPIXは30ポイント高の2,696ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,064、下落銘柄数は536。出来高は5億3,852万株、売買代金は1兆3,909億円。
米国で半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツの4~6月期売上高見通しが、アナリスト予想を上回ったため、日本ではルネサスエレクトロニクス(6723)などの半導体株が買われた。
半導体製造工程で使用される超純水装置の野村マイクロも大幅高となった。
ニコンは英投資ファンドのシルチェスター・インターナショナル・インベスターズが、5.02%を取得していたことが大量保有報告書で判明し提灯買いが入った。
一方、レゾナックはユーロ円建て転換社債型新株予約権付社債(転換社債)で1,000億円を調達すると発表したため、潜在株式数の増加がマイナス視された。
業種別上昇率上位は精密、電機、機械、輸送用機器、鉱業で、下落率上位は電力ガス、陸運、空運、鉄鋼、紙パルプ。(W)