10時9分時点の日経平均は371円安の3万7,657円、TOPIXは18ポイント安の2,794ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は521、下落銘柄数は1,045。出来高は5億7,589万株、売買代金は1兆3,295億円。
日経平均は取引開始早々に470円安の3万7,556円まで売られた後、168円安の3万7,859円まで下げ幅を縮めたが、再び下向きとなった。
自動車関税の発表で悪材料出尽くしに期待して押し目買いが入ったが、自動車関税に加えて相互関税が10%で上乗せされた場合、関税率は35%になるといった不安も聞かれた。
トヨタやSUBARU、マツダが売られた。
米国エヌビディアの下落を受けて、フジクラとアドバンテストが安い。
一方、東京ガスは自社株買いと増配の発表が好感された。
富士通(6702)はCLSAが投資判断を「Outperform」→「High Conviction Outperform」に引き上げたことで高い。
業種別下落率上位は非鉄、輸送用機器、その他製品、石油、電機で、上昇率上位は保険、陸運、不動産、食品、電力ガス。(W)