10時4分時点の日経平均は83円高の3万8,304円、TOPIXは5ポイント高の2,697ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は968、下落銘柄数は610。出来高は6億661万株、売買代金は1兆1,099億円。
トランプ次期米政権が自動運転の規制緩和を模索していると報じられた。
日本の株式市場では、トランプ次期政権の規制緩和期待で、銀行株に買いが入った。
日経平均は一時、291円高の3万8,511円となったが、20日に米エヌビディアの決算発表を控えているため、買い一巡後は鈍化して寄り付きの水準も下回った。
アドバンテストは買われたが、寄り付きで買われたレーザーテックは買いが続かず続落となった。
フジクラは6日ぶりに反発。
武蔵精密(7220)が上昇。蓄電デバイスのハイブリッドスーパーキャパシタ(HSC)は来期からAI用データセンター向けに供給が本格化することが材料視されている。
パーキンソン病専門の老人ホームで、決算発表と半期報告書の提出期限延長により急落していたサンウェルズにもリバウンド狙いの買いが入った。
一方、三菱重工は続落となり、海運株は反落となった。
業種別上昇率上位は輸送用機器、精密、その他製品、証券、不動産で、下落率上位はサービス、電力ガス、海運、紙パルプ、機械。(W)