10時0分時点の日経平均は572円高の3万8,488円、TOPIXは30ポイント高の2,648ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,408、下落銘柄数は198。出来高は6億6,581万株、売買代金は1兆3,503億円。
日経平均は一時744円高の3万8,658円まで買われた。25日移動平均線(3万8,642円)で上値が阻まれた格好。
大和証券では、国民民主党も日本維新の会も、自公連立の与党入りを否定しているが、国民民主党の玉木代表は、決選投票での民主党の野田代表への投票を否定しているため、立憲民主党を中核とした政権交代は避けられそうだと解説。
そして、可能性が高いのは、国民民主党と自公のパーシャル連合や閣外協力だろうと予想。
国民民主党の玉木代表は、これまでと同じように、政策に賛成できれば与党の法案や予算案に賛成してもよい考えを示している。今回の衆院選では28議席を獲得しており、国民民主党が賛成すれば、法案も予算案も成立が見通せると大和証券では述べている。
半導体関連が買われ、1ドル=153円台の円安を受けてトヨタも高い。
中外製薬は通期の上方修正を発表し大幅高。
一方、オリンパス(7733)が下落。シュテファン・カウフマン社長兼CEO(最高経営責任者)が辞任したと発表した。カウフマン氏は違法薬物を購入していた疑いがあるという。
業種別上昇率上位は医薬品、海運、輸送用機器、電機、その他製品で、下落は鉱業、石油、化学、精密。(W)