10時0分時点の日経平均は707円高の3万7,863円、TOPIXは36ポイント高の2,653ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,213、下落銘柄数は378。出来高は5億1,975万株、売買代金は1兆2,984億円。
日経平均は高寄りした後も上げ幅を拡大したが、3万8,000円近くではやや上値がつかえた模様。
ディスコや東京エレクトロンが買われ、ファーストリテリングも高い。
その他、川崎重工やフジクラ、住友林業も物色されている。
レゾナックは半導体パッケージ基板向け銅張積層板やHBM(広帯域幅メモリ)向け絶縁接着フィルムNCFの引き合いが増えていることに加えて、電気製鋼炉向けの黒鉛電極の販売価格を引き上げたことで大幅続伸となった。
電炉向け黒鉛電極は値上げにより価格上昇が本格化すれば4年ぶりとなることから、東海カーボン(5301)にも連想買いが入った。
一方、パチンコ機メーカーのSANKYOは上期の営業利益予想が四季報予想を下回ったことで売られた。

業種別上昇率上位は電機、銀行、石油、精密、機械で、下落率上位は陸運、電力ガス。（W)