10時5分時点の日経平均は52円高の3万9,566円、TOPIXは3ポイント高の2,785ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は494、下落銘柄数は1,089。出来高は5億5,783万株、売買代金は1兆2,808億円。
TOPIXが小幅高に戻した。
野村証券ではTOPIXは銀行株高などに支えられて三角保ち合いの上抜けに12月上旬以来の4度目のトライ中と述べている。
フジクラが上げ幅を拡大し、NEC(6701)は第3四半期の営業利益がアナリスト予想を上回り大幅高。
SMBC日興証券ではNECについて「期待されているITサービスと防衛を中心とした航空宇宙・防衛事業の力強さが確認でき、来期増益の視認性を高めた意味でポジティブな印象」と述べている。
野村総研は受注残高の拡大が好感された。
中外製薬は創業100周年の記念配当を発表し買われた。
一方、フジメディアは業績下方修正で売られた。
オリエンタルランドは通期計画が据え置かれたことで下落した。
M&Aキャピタルは第1四半期好決算で、配当性向の引き上げによる増配を発表し急騰したが、ストライクと日本M&Aセンターは減益決算だったため大幅安となった。
ヒューリックや住友不動産など不動産株が安い。
業種別上昇率上位は非鉄、電機、医薬品、金属、海運で、下落率上位は不動産、サービス、陸運、その他製品、倉庫運輸。(W)