TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] ◎後場は3万9,000円乗せで推移
速報・市況2024年10月21日

☆[概況/2時] ◎後場は3万9,000円乗せで推移

2時1分時点の日経平均は63円高の3万9,045円。TOPIXは5ポイント安の2,683ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は719、下落銘柄数は860。出来高は10億7,935万株、売買代金は2兆4,335億円。
三井住友DSアセットマネジメントは、自民党が大幅に議席数を減らし、石破首相の求心力低下と政権安定への懸念が強まれば、日経平均はいったん下落の動きも予想されると解説。
ただ、与党の議席数が安定多数割れとなっても、「過半数」を維持できれば、与党の目標は達成されたことになる。
与党は2025年夏の参議院選挙を強く意識し、大規模な補正予算を計上し、大型の経済対策を打ち出すことも想定されるため、日経平均は下げたとしても一時的の可能性が高いと考えられるという。
仮に、与党が議席数を一段と減らし、過半数の233議席を失った場合、野党も過半数未達なら、連立を模索する展開となる。
一方、野党が過半数の議席を獲得すれば、政権交代となりますが、参議院では与党が過半数の議席を占めているため、ねじれ国会となる。
与党が過半数割れとなれば、政局の不透明感がかなり強まり、日経平均株価は大幅安となる恐れがある。ただ、政権交代となっても、新政権による安定した政策運営を見通すことができれば、日経平均は次第に落ち着きを取り戻すと思われると解説した。

後場の日経平均は3万9,000円乗せで推移。
アドバンテストが堅調で、楽天グループが高い。
AI関連のPKSHA(3993)が高い。
一方、防衛関連は利食い売りに押されている。

業種別上昇率は海運、ゴム、精密、サービス、ガラス土石で、下落率上位は電力ガス、水産農林、銀行、食品、保険。(W)

関連記事