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速報・市況2025年4月1日

☆[概況/2時] 「期初の益出し」で一時小幅安

2時4分時点の日経平均は84円高の3万5,702円、TOPIXは8ポイント高の2,667ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は900、下落銘柄数は682。出来高は10億8,626万株、売買代金は2兆5,882億円。
国内機関投資家による「期初の益出し」の売りで日経平均は上げ幅を縮め、一時小幅安となった場面もあった。
4月2日にトランプ政権は相互関税を発表する予定で、関税による米国景気の悪化と物価上昇というスタグフレーションが警戒されているが、次回のFOMCは5月7~8日と先なので、利下げ再開が遅いことも不安要素となっている。
村田製作所(6981)が高い。中国では1月20日からスマートフォンやタブレットの購入に対する補助金が開始されたことで、村田製作所の株価は2月上旬まで買われたが経緯があるが、足元は1月20日前の水準に戻ったため、リバウンド狙いの買いが入った。
一方、三井住友やりそななどの銀行株が安い。
生鮮野菜やコメの価格高騰で、日銀は様子見姿勢となり、追加利上げに動けないとみられている。

業種別上昇率上位は医薬品、鉱業、不動産、その他製品、電力ガスで、下落率上位は非鉄、銀行、精密、機械、紙パルプ。(W)

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