2時3分時点の日経平均は836円安の3万8,938円、TOPIXは35ポイント安の2,696ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は447、下落銘柄数は1,154。出来高は13億1,919万株、売買代金は3兆2,029億円。
パレスチナ自治区のガザ地区で食料支援活動中だったNPO職員7人がイスラエルの攻撃で死亡したことに対して、バイデン大統領がイスラエルの戦争を米国が支持するかどうかは、民間人保護に向けたイスラエルの新たな措置次第だと警告した。
これを受けて、イスラエルはガザ地区への人道支援物資搬入を増やすためにエレズ検問所を開放することを決定した。
そのため、後場の日経平均は前引けに比べてやや下げ幅を縮めたが、イランによるイスラエルへの報復が警戒されいるため、再び下向きとなった。
東京エレクトロンなどの半導体関連と、不正アクセスによるシステム障害で複数製品の生産ラインが停止しているHOYAが売られている。
一方、三菱地所(8802)が堅調。モルガン・スタンレーMUFG証券が大手不動産3社の目標株価を引き上げたが、三菱地所は大手不動産3社の中で不動産含み益が最も大きいと紹介した。
業種別下落率上位は精密、証券、電機、電力ガス、機械で、上昇は繊維、陸運、不動産、石油、空運。(W)