2時2分時点の日経平均は593円安の3万5,562円、TOPIXは47ポイント安の2,528ポイント安。東証プライム市場の上昇銘柄数は111、下落銘柄数は1,519。出来高は12億7,145万株、売買代金は2兆6,378億円。
米CNNテレビが大統領選のテレビ討論会に対する緊急世論調査を行ったところ、ハリス氏を勝者と判定したのが63%で、トランプ氏を勝者としたのは37%だったと伝わった。
トランプが大統領に返り咲くと減税と関税引き上げがインフレ圧力を強めるので、米国金利が上昇し、ドル高要因となると想定されてきた。
しかし、トランプ再選確率の低下に伴い、こうした見方が後退し、トランプトレードの手仕舞いにより、ドル安円高となり、本日は一時1ドル=140円台となり、日経平均は600円を超す下げ幅となった場面もあった。
アドバンテストや三菱重工、トヨタが売られ、関税引き上げ観測の後退で、海上荷動きの駆け込み需要も後退するという見方から商船三井(9104)などの海運株も安い。
業種別下落率上位は鉱業、石油、証券、電力ガス、輸送用機器で、上昇業種はなし。(W)