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速報・市況2025年3月5日

☆[概況/2時] ロシアから和平の用意示す強いシグナルで一時上げ幅を拡大

2時0分時点の日経平均は138円高の3万7,469円、TOPIXは11ポイント高の2,721ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,146、下落銘柄数は439。出来高は12億8,210万株、売買代金は3兆3,681億円。
トランプ大統領が議会演説で、ロシアから和平の用意示す強いシグナルを受け取ったと述べ、ウクライナのゼレンスキー大統領から「いつでも鉱物資源合意に署名する用意がある」との意向を示す書簡を受け取ったことも明らかにしたため、停戦が可能という見方から後場の日経平均は一時275円高の3万7,606円となった。
だが、関税による世界経済への悪影響への警戒感から、その後は上げ幅を縮めた。
トランプ大統領が演説で、米国で製造された自動車に限り、自動車ローンの利子支払いを税控除の対象にしたいと発言したため、トヨタやホンダが買われた。
富士通(6702)は、スペインで3日に始まった世界最大のモバイル関連展示会「MWCバルセロナ」で、ソフトバンクがAI(人工知能)と無線アクセス網(RAN)が融合した次世代通信技術「AI-RAN」で米エヌビディアや富士通、英アーム、フィンランドのノキア、米レッドハットとの協業を加速させていることが展示されたため、買われている。
一方、ディスコやセブン&アイは安い。

業種別上昇率上位は輸送用機器、非鉄、繊維、金属、化学で、下落率上位は空運、保険、サービス、その他製品、精密。(W)

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