2時0分時点の日経平均は448円高の3万9,150円、TOPIXは24ポイント高の2,726ポイント高。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,183、下落銘柄数は407。出来高は12億8,017万株、売買代金は2兆4,528億円。
トランプ次期米大統領が、北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対して国防費の割合をGDPの5%に引き上げるよう求める意向だと報じられた。
現在NATO加盟国32カ国の防衛費支出は平均でGDP比2.7%。まだ2%にも達していない国はカナダ、ベルギー、スペインなど8カ国だ。34%を超える国は米国を除いてポーランド、エストニア、ラトビア、ギリシャの4カ国だけ。
日本はNATO加盟国ではないが、日本に対しても防衛費の引き上げを要求してくるという見方から川崎重工やIHIが買われている。
トヨタやホンダが高い。ホンダ(7267)は日産との経営統合協議で互いの工場で車両を生産する相互乗り入れの検討が好感されている。
古河電工は反落し、AIデータセンタ向けHSC(ハイブリッドスーパーキャパシタ)の武蔵精密も手仕舞い売りに押された。
業種別上昇率上位は電力ガス、輸送用機器、サービス、精密、銀行で、下落は海運、鉄鋼、空運、非鉄。(W)