2時4分時点の日経平均は398円安の3万9,206円、TOPIXは19ポイント安の2,716ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は476、下落銘柄数は1,102。出来高は12億3,025万株、売買代金は3兆271億円。
後場の日経平均は前場に付けた安値に接近した。
中国の民営不動産開発大手の融創中国に対し清算が申し立てられたと報道されたことも影響した可能性がある。
融創中国は一部ドル建て債保有者に対し、9月満期分の償還を期限内に履行することが困難と通知していた。
中国で不動産業者の破綻が続くと、対外投資の余力やインバウンドも減退するという警戒心もあるようだ。
中国の不動産開発関連の宮越HDが安く、インバウンド関連の三越伊勢丹やマツキヨココカラも売られた。
セブン&アイ(3382)は、創業家による経営陣が参加する買収(MBO)計画に、アポロ・グローバル・マネジメントが出資を検討していて、最大1兆5,000億円の出資になる可能性があるとブルームバーグが報じたことで上昇した。
業種別下落率上位は海運、医薬品、銀行、輸送用機器、サービスで、上昇はその他製品、金属、精密、水産農林。(W)