2時7分時点の日経平均は232円高の3万8,452円、TOPIXは19ポイントの2,710ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,174、下落銘柄数は425。出来高は12億6,196万株、売買代金は2兆5,835億円。
日経平均は前日に続き、本日も200日移動平均線前後で上値が抑制された。
アドバンテストがやや上げ幅を縮めた。
ニデック(6594)は米国のスーパー・マイクロ・コンピューターに水冷モジュールを納入しているため、スーパー・マイクロ・コンピューターが年次報告書を提出できず、ナスダック市場の上場廃止リスクを抱えていることで、最近の株価は軟調だった。だが、遅れている年次報告書を提出するための計画をナスダック市場に提出したことや、会計事務所BDO USAを独立監査人に指名したことを発表したため、ナスダック上場維持が期待されたことで、ニデックにも買いが入った。
トランプ次期政権による仮想通貨の規制緩和期待で、仮想通貨交換所を傘下に持つマネックスは、3月に付けた年初来高値を更新した。
三菱重工が小幅高に戻し、防衛関連として日本製鋼所が買われた。
アステラス製薬は、加齢黄斑変性の治療薬「アイザーヴェイ」の投与期間延長が米FDA(食品医薬品局)から承認できないと通知されたため、売られた。
業種別上昇率上位は非鉄、銀行、輸送用機器、証券、保険で、下落はサービス、電力ガス、海運、紙パルプ。(W)