2時11分時点の日経平均は292円高の3万8,427円、TOPIXは22ポイント高の2,688ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,210、下落銘柄数は390。出来高は11億4,438万株、売買代金は2兆9,214億円。
日経平均は本日の高値圏で推移。
東京エレクトロンやSCREEN、KOKUSAI ELECTRICといった半導体関連の上げが目立つ。
ただ、レーザーテックとアドバンテストは安い。
レーザーテックはEUVマスク検査装置への期待で2021年と2023年に大きく買われ、アドバンテストはエヌビディア関連として今年後半に活躍した分、調整しているようだ。
バッテリー関連のTDKも堅調。
現在の主流であるクラウド上でAI処理を行う「クラウドAI」に加えて、ユーザーの端末側でAI処理を行う「エッジAI」の発展も進むと予想されている。
AI活用で消費電力が増大するため、AI処理における低消費電力化が求められている。
TDK(6762)では現在のAIで使われる消費電力を100分の1以下に低減できる「ニューロモルフィックデバイス」の実現に取り組んでいる。
任天堂がやや上げ幅を拡大。来年3月に8周年を迎える「Nintendo Switch」にまもなく、後継機が登場するという期待で堅調となっている。
KDDIは来期も今期同様の4,000億円の自社株買いを発表するのではないかと期待されている。
業種別上昇率上位はその他製品、水産農林、鉱業、その他製品、食品で、下落は精密。(W)