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速報・市況2025年3月17日

☆[概況/2時] 大和証券では「石破降ろし」は本格化せずと解説

2時0分時点の日経平均は487円高の3万7,539円、TOPIXは38ポイント高の2,754ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,276、下落銘柄数は297。出来高は13億113万株、売買代金は3兆871億円。
大和証券では、7月20日の参院選時点の想定では、(1)石破首相続投の可能性が50%程度、(2)石破政権が退陣して林芳正内閣官房長官が新首相になる可能性が30%程度、(3)高市早苗氏が首相になる可能性は20%程度にとどまると予想している。
「石破降ろし」が本格化しない背景として、対トランプ政権など外交面への悪影響などから首相が短期間で変わることが日本の国益にはならないという見方や、衆議院の「改憲勢力」が3分の2を下回っている現状では、保守派の本命である高市氏や小林鷹之氏を無駄に使いたくないという思いがありそうだと推測している。

日経平均は本日の高値圏で保ち合い。
引き続き防衛関連が買われ、東京電力(9501)は経営再建計画を一部改定し、。2026年3月期の収支に関し、柏崎刈羽原発が1基再稼働した想定で経常利益が1,181億円になると見通しを示したことで買われた。
「楽楽精算」のラクスは2月の売上高が前年同月比25%増で上昇。
一方、ツガミは反落。

業種別上昇率上位は機械、不動産、電力ガス、保険、ゴムで、下落はサービス、小売、海運。(W)

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