2時4分時点の日経平均は228円高の3万8,436円、TOPIXは32ポイント高の2,713ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,172、下落銘柄数は423。出来高は11億4,072万株、売買代金は2兆7,184億円。
厚生労働省が、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の来年度からの運用計画で、実質的な運用利回りの目標を現状の1.7%から0.2ポイント高い1.9%とする案を示したため、株式への投資配分を増やす可能性が期待され、日経平均は一時330円高の3万8,538円となった。
日銀総裁が追加利上げに時期について近づいているという見解を示したことや、東海東京インテリジェンス・ラボが新規に「Outperform」と発表したことも後押しし、三井住友は7月に付けた年初来高値を更新した。
日銀の追加利上げ観測に伴い、ふくおかFGやしずおかFGなど地銀株も物色された。
良品計画は効能を謳った化粧水など商品力を背景に業績拡大が続くと期待され、年初来高値を更新。
反面、資生堂は安い。
業種別上昇率上位は保険、銀行、非鉄、証券、輸送用機器で、下落は小売、鉄鋼。(W)