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速報・市況2024年10月2日

☆[概況/2時] 後場は下げ幅を拡大。チタン関連は防衛関連で物色

2時6分時点の日経平均は727円安の3万7,924円、TOPIXは30ポイント安の2,660ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は346、下落銘柄数は1,254。出来高は13億6,588万株、売買代金は2兆8,736億円。
イランの外相は、イスラエルに対する大規模ミサイル攻撃について「自己防御権」行使だとしながら、イスラエルの追加報復がない場合はイランの報復措置は終了すると明らかにした。
だが、イスラエルの首相は「イランは代償を払うことになる」と発言したため、報復が警戒され、後場の日経平均は再び下向きとなった。
ファーストリテイリングが売られ、信越化学が下げ幅を拡大。
一方、大阪チタニウム(5726)と東邦チタニウムは防衛関連として買われている。
チタンは鉄より4割軽いが、強度は2倍があり、熱に強く、海水にも強くさびにくい。
このため、民間航空機のエンジンや機体だけでなく、軍用機や戦車、軍艦、陸軍用武器にも使われている。軍用の戦車やタンクなどは弾丸の貫通抵抗性があるため利用されている。
潜水艦では、海水で錆びない、重量比の強度が高いため、より深く潜水が可能、潜水艦探知の超音波なに反応しにくいなどが採用理由となっている。

業種別下落率上位は空運、電機、情報通信、小売、保険で、上昇率上位は鉱業、石油、鉄鋼、海運、不動産。(W)

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