2時6分時点の日経平均は63円安の3万8,409円、TOPIXは4ポイント高の2,687ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は798、下落銘柄数は783。出来高は10億7,506万株、売買代金は2兆5,229億円。
日経平均は小幅安。
1月20日にトランプ大統領が就任し、関税や移民に関する大統領令の発令が想定されるため様子見姿勢が続きそうと見られている。
トランプ政権が関税を引き上げたとしても、政権が終われば割り増し関税は廃止されるため、割高な米国の生産拠点を移して4年で回収できると考える企業は乏しいため、トランプ大統領の目論見通りには進まないという見方もある。
加えて、大統領と上院と下院を共和党が支配するトリプルレッドと言われているが、下院では共和党が220議席、民主党は215議席と僅差であり、大統領補佐官や国連大使に指名された下院議員が辞職するため、議席数は217対215と差が縮小する見通し。
共和党の議員が1人反対に回るだけで法案は通らなくなる。
後場の相場は前場同様メガバンクが堅調。銀行株は関税引き上げに対するリスクが少ないという見方も寄せられている。
GMOインターネット(4784)が反発した。
ペプチドリームは7日続落。
業種別下落率上位は医薬品、石油、建設、卸売、機械で、上昇率上位は銀行、その他製品、水産農林、保険、鉄鋼。(W)