TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 昨年8月の暴落の発端となった利上げに対するアレルギーで伸び悩み
速報・市況2025年1月16日

☆[概況/2時] 昨年8月の暴落の発端となった利上げに対するアレルギーで伸び悩み

2時0時点の日経平均は80円高の3万8,525円、TOPIXは0.1ポイント安の2,691ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は691、下落銘柄数は890。出来高は11億9,523万株、売買代金は2兆6,583ポイント。
円高圧力がやや後退したことを受けて、後場寄りの日経平均は前引けに比べて堅調となったが、買いが続かず、前引け水準を下回った。
昨年7月31日に日銀は利上げを発表し、会見で植田総裁が「実質金利は非常に深いマイナス」と述べたため、利上げが継続するという見方から月1日、2日、5日と日経平均は3日続落となり、米国で7月の雇用統計が市場予想を大幅に下回り円高圧力となったことも加わり、8月5日の日経平均は過去最大の下げ幅となる4,451円安となった。
そのため、今回も日銀による利上げへの警戒感から様子見ムードとなっている。
古河電工(5801)は上げ幅を拡大した。
自動車と海運は売られ、Sansanは14日に発表した第2四半期の営業利益がアナリスト予想を下回ったため続落となっている。

業種別上昇率上位は証券、石油、サービス、非鉄、その他製品で、下落率上位は海運、輸送用機器、空運、食品、ゴム。(W)

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