2時5分時点の日経平均は213円高の3万9,373円、TOPIXは10ポイント高の2,745ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は851、下落銘柄数は719。出来高は11億1,940万株、売買代金は2兆5,815億円。
日銀が9日に来年1月の金融政策決定会合前に氷見野良三副総裁が懇談会で講演する予定を発表した。
日銀が7月に追加利上げを発表した時はサプライズと受け止められたため、次の利上げはその前に氷見野副総裁が講演することで、日銀の考え方を伝えようとしていると受け止められた。
その分、12月会合での利上げは行われないという見方が優勢となり、円は売られ、1ドル=151円台となり、日経平均は上げ幅を拡大した。
東京エレクトロンやルネサスエレクロニクスが高い。
住友ファーマ(4506)は米国血液学会で抗がん剤の臨床データを発表したことで買われた。
業種別上昇率上位は卸売、鉄鋼、輸送用機器、電機、精密で、上昇率上位はその他製品、非鉄、保険、医薬品、電力ガス。(W)