2時4分時点の日経平均は154円安の3万9,777円、TOPIXは19ポイント高の2,770ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,375、下落銘柄数は238。出来高は12億7,411万株、売買代金は3兆1,256億円。
後場の日経平均は3万9,800円を挟んだ動き。
中国のAIの「DeepSeep V3」は無料で使え、OpenAIのChatGPT-4oやo1並みの能力を備えているという。
ChatGPTのベースにある「GPT-4o」や「o1」などLLM(大規模言語モデル)の開発では、機械学習(トレーニング)などに要した開発コストは数億ドル(数百億円)~10億ドル(1500億円以上)に達すると見られている。
これに対しDeepSeekの機械学習など開発コストは、約550万ドル(8億7000万円)だという。
ソフトバンクグループがオープンAIやオラクルと今後4年間で5千億ドル(約78兆円)を投資すると発表したが、中国のAIベンチャーが安く構築できるのであれば、日米3社が巨額の投資を行っても費用を回収できないという見方から、ソフトバンクグループ(9984)も安い。
IHIと川崎重工が上昇。
ブリヂストンは老朽化して生産性が落ちていた米国の1工場を閉鎖すると発表したことで買われた。
業種別上昇率上位はゴム、陸運、銀行、不動産、鉄鋼で、下落率上位は非鉄、電機。(W)