2時7分時点の日経平均は114円安の3万9,969円、TOPIXは17ポイント安の2,769ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は413、下落銘柄数は1,189。出来高は12億5,405万株、売買代金は3兆768億円。
後場の日経平均は一時小幅高となった場面もあったが、前日終値の水準では頭打ちとなり、4万円も下回った。
ディスコやアドバンテスト、東京エレクトロン、レーザーテックが買われたのは、「米国のハイテク業界を代表する業界団体の情報技術産業評議会(ITI)が、バイデン米政権に、米国企業の人工知能(AI)向け半導体の輸出を制限する規制の発表を控えるように要求した」と報じられたことが要因。
トリケミカルはみずほ証券が新規に「買い」判断を発表したことで高い。
楽天グループが上昇。KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの携帯キャリア3社は7日、NTT法の見直しに関する183者の連名意見書を総務省に提出したと発表した。
三越伊勢丹(3099)や藤田観光などインバウンド関連の一角が安い。
京都市は「オーバーツーリズム」の対策費用などにあてるため、宿泊税を増やし、最高額は現行の10倍となる1万円まで引き上げる方針と報じられた。
業種別上昇率上位は海運、精密、非鉄、倉庫運輸、鉱業で、下落率上位は保険、ノンバンク、証券、その他製品、不動産。(W)