2時15分時点の日経平均は215円安の3万8964円、TOPIXは0.7ポイント安の2,689ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は626、下落銘柄数は950。出来高は11億2,105万株、売買代金は2兆4,885億円。
後場の日経平均は上下に狭いレンジでの値動き。売買高も細っており、様子見姿勢が強くなっている。

注目される台湾TSMCの決算発表は14時30分から15時とみられている。発表直後には先物市場を中心にアルゴリズム取引で大きく振れる展開が想定されており、手掛けにくい状況。日経平均は3万9000円を中心に方向感なく推移している。TOPIXもプラス圏に浮上するも買いは続かず、前日終値を挟んでの値動きとなっている。

原発の50年超の運転を認可との報道もあり電力株が一斉高となっているが、周囲の原発関連銘柄も物色されている。助川電気工業（7711）が12％高、岡野バルブ製造（6492）が8％超と大きく買われている。

業種別下落率上位は精密、非鉄、化学、電気機器、金属製品で、上昇率上位は電力ガス、海運、銀行、空運、証券。