10月4日の米国株式市場は大幅続伸。
労働省が発表した8月の雇用動態調査は、求人件数が110万人減の1,010万件となり、減少件数は2020年4月以来2年4カ月ぶりの大きさ。市場予想は1,077万5千件だった。
労働市場の軟化が示されたため、賃金上昇によるインフレ圧力のピークアウトが期待され、やがてFRBの大幅な利上げペースが緩和されるという見方から金利が低下し、株式が買われた。
ツイッターは買収撤回を表明していたテスラCEOのイーロン・マスク氏が一転して契約通りの条件でツイッターを買収する考えを示したと報じられ、急騰した。
テスラも反発。
NYダウ工業平均は前日比825ドル(2.80%)高の30,316ドル。ナスダック総合指数は前日比360ポイント(3.34%)高の11,176。S&P500指数は前日比112ポイント(3.06%)高の3,790。
NYダウ採用銘柄は全面高で上昇率上位はボーイング、セールスフォース、ゴールドマン・サックス、キャタピラー、JPモルガン・チェース。