6月21日の米国株式市場は3日続落。
パウエルFRB議長が下院金融サービス委員会の公聴会で、「インフレ圧力は依然として高く、インフレ率を2%に戻すにはまだ長い道のりが残されている」と述べた。
そして、年内にあと2回の利上げが必要になるとの見通しについて「経済が予想通り推移すればどうなるかという、かなり的確な予測だ」と発言した。
物流企業のフェデックスは通期利益見通しがアナリスト予想を下回ったことで売られた。
ナスダックではテスラはバークレイズが投資判断を下げたため下落した。
AMDやエヌビディアが安い。フィラデルフィア半導体株指数は4日続落。今年に入って直近高値まで47%上昇したため、利益確保の売りが出ている様子。
NYダウ工業平均は前日比102ドル(0.30%)安の33,951ドル。ナスダック総合指数は前日比165ポイント(1.21%)安の13,502。S&P500指数は前日比23ポイント(0.52%)安の4,365。
NYダウ採用銘柄はインテル、セールスフォース、ウォルグリーンなどが売られ、ユナイテッドヘルス、P&G、メルクなどが買われた。上昇は12銘柄、下落は18銘柄。