6月7日の米国株式市場でNYダウは続伸したが、ナスダックは反落した。
原油在庫が市場予想に反して減少したため、NY原油先物が反発し、エクソン・モービルとシェブロンが買われた。
ボーイングやフォード、キャタピラーが上昇。
一方、データ分析のパランティアテクノロジーズや顧客管理システムのセールスフォースなどハイテク株は売られた。
前日の豪準備銀行に続き、カナダ銀行の利上げを受けて、米国も金融引き締めの長期化観測が高まり、金利が上昇したため、高PER銘柄のハイテク株が売られた。
その影響でナスダックではエヌビディアやマイクロソフト、アマゾン、AMDが安い。
なお、テスラは「モデル3」の全車種が米国で税額控除の対象となったことで買われた。
NYダウ工業平均は前日比90ドル(0.27%)高の33,665ドル。ナスダック総合指数は前日比171ポイント(1.29%)安の13,104。S&P500指数は前日比16ポイント(0.38%)安の4,267。
NYダウ採用銘柄はキャタピラー、3M、ゴールドマン・サックスなどが買われ、セールスフォースやマイクロソフト、ビザなどが売られた。上昇は20銘柄、下落は10銘柄。