6月8日の米国株式市場でNYダウは3日続伸し、ナスダックは反発。
週間の新規失業保険申請件数が前週比2万8千件増加し、26万1千件となり、市場予想の23万5千件を上回った。
FRBによる利上げ長期化観測が後退し、金利が低下したためハイテク株が反発した。
データ分析のパランティアテクノロジーズや顧客管理システムのセールスフォースが反発した。
オンライン中古車販売のカーバナは4~6月期の利益見通し改善で急騰した。
一方、マスターカードは続落となった。
ナスダックではテスラが10日続伸となり、エヌビディアとAMDとアップルが反発した。
NYダウ工業平均は前日比168ドル(0.50%)高の33,833ドル。ナスダック総合指数は前日比133ポイント(1.02%)高の13,238。S&P500指数は前日比26ポイント(0.62%)高の4,293。
NYダウ採用銘柄はボーイング、セールスフォース、インテルなどが買われ、ダウケミカルやビザ、ナイキなどが売られた。上昇は17銘柄、下落は13銘柄。