7月13日の米国株式市場は4日続伸。
6月の卸売物価は前年同月比0.1%上昇と、5月改定値の0.9%上昇から低下し、市場予想の0.4%上昇も下回った。
前日の消費者物価に続き、卸売物価も予想よりも鈍化したため、FRBによる利上げ長期化観測の後退を補強した。
タカ派として知られるセントルイス地区連銀のブラード総裁が辞任したことも支援材料となった。パデュー大学のビジネススクールの学部長に就任する予定。
スノーフレークやショッピファイが買われ、カーバナは反落。
ナスダックではテスラやエヌビディア、アマゾンが買われ、コインベースが大幅高となった。
NYダウ工業平均は前日比47ドル(0.14%)高の34,395ドル。ナスダック総合指数は前日比219ポイント(1.58%)高の14,138。S&P500指数は前日比37ポイント(0.85%)高の4,510。
NYダウ採用銘柄はマイクロソフト、シスコシステムズ、セールスフォースなどが買われ、ウォルグリーン、トラベラーズ、シェブロンなどが売られた。上昇は18銘柄、下落は12銘柄。