7月18日の米国株式市場でNYダウは7日続伸。ナスダックは続伸。
医療保険のユナイテッドヘルスは第2四半期決算が予想を上回ったことで買われた。
金融機関のチャールズ・シュワブは、金融危機の影響で預金が流出し、第2四半期(4~6月)が減益決算だったが、銀行預金について「11月下旬から12月にかけて季節的に増えるのに先立ち、増加に転じると見込んでいる」と述べたため、最悪期は過ぎたという見方から株価は大幅高となった。
モルガン・スタンレーは決算がアナリスト予想を上回ったことで買われ、19日に決算発表のゴールドマン・サックスも上昇した。
ナスダック上場でNYダウ採用のマイクロソフトは、業務ソフト「オフィス」と連動する新たな人工知能(AI)ツールを1ユーザー当たり月額30ドル(約4,200円)で提供すると発表し買われた。
動画配信のネットフリックスは19日の決算発表前に買いが入った。
NYダウ工業平均は前日比366ドル(1.06%)高の34,951ドル。ナスダック総合指数は前日比108ポイント(0.76%)高の14,353。S&P500指数は前日比32ポイント(0.71%)高の4,554。
NYダウ採用銘柄はマイクロソフト、ユナイテッドヘルス、ゴールドマン・サックスなどが買われ、ハネウェル、ビザ、コカコーラなどが売られた。上昇は21銘柄、下落は9銘柄。