7月5日の米国株式市場は反落。
6月の中国財新サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は53.9と5月の57.1から低下した。
6月のユーロ圏の総合購買担当者景気指数(PMI)の改定値は49.9と、好不況の分かれ目となる50を下回った。
世界景気の悪化が警戒され、産業ガスのリンデや物流企業のUPSといった景気敏感株が売られ、金融株も反落した。
こうした中、ウルフスピードは、日本のルネサスエレクトロニクスに炭化ケイ素(SiC)半導体ウエハーを供給する長期契約を結んだことで大幅高となった。
ただ、ナスダックではAMDやインテル、アプライド・マテリアルズなど半導体関連が売られた。
NYダウ工業平均は前日比129ドル(0.38%)安の34,288ドル。ナスダック総合指数は前日比25ポイント(0.18%)安の13,791。S&P500指数は前日比8ポイント(0.20%)安の4,446。
NYダウ採用銘柄はインテル、3M、ゴールドマン・サックスなどが売られ、ボーイングやセールスフォース、ウォルグリーンなどは買われた。上昇は13銘柄、下落は17銘柄。