xenoBrainによるAI解析
経済の未来をスコア化するSaaS型AIサービスを展開しているxenodata lab(ゼノデータ・ラボ)
AI解析ツールの【xenoBrain】で膨大なデータから企業業績や需要動向、素材価格の将来動向についてAIが総合的に評価したスコアを生成。より高度な意思決定のサポートとなるツールを提供しております。
SaaS型AIサービス【xenoBrain】を利用して「新型コロナウイルスの国内上場企業への影響予測」を行い、新型コロナウイルスに関連する国内の状況を鑑み、解析結果の無料公開を行ったところ多方面から大反響を頂きました。
最新回の今回は、アフターコロナの世界経済がわかる必見の50シナリオを分析。アフターコロナ、五輪延期、自動車需要減少、航空機需要減少など新型コロナ関連のシナリオを掲載したレポートを発表。その中から、注目のトピックをピックアップ。今後のアクションを考える一つの指針としてお役立てください。
アフターコロナ増益シナリオ*出所:
新型コロナウイルスの流行により働き方や生活様式が急速に変化するなか、アフターコロナの世界経済はどのように変化していくのか。影響シナリオをビジュアライズして読み解いていく。
新型コロナウイルスの感染拡大の収束後、いわゆる「アフターコロナ」の世界においては、多くの産業領域でオンライン化、遠隔化の進展が予測された。
キャッシュレス決済やECといった既存のオンライン産業において更に需要が高まることが見込まれる。ECは、生活用品やアパレル領域に限らず、生鮮食品や酒類、化粧品や医薬品等の現在は相対的にEC化率の低い領域にも大きく浸透する可能性がある。
感染症対策は社会全体で継続して実施されることが想定され、マスクや消毒液等の衛生用品も底堅い需要を見込む。巣ごもり消費によって需要が急騰した動画ストリーミングサービス、オンラインゲーム、電子書籍等のオンラインコンテンツも引き続き需要が見込まれる。
また、遠隔医療や教育ICTサービスも需要増加が見込まれており、関連各社には増益影響が示唆された。医療や製造業、教育など既存の巨大産業が、オンライン化・デジタル化する流れにあり、経済全体としてDX(デジタルトランスフォーメーション)が大きなトレンドとなる可能性が示唆されている。