xenoBrainによるAI解析
経済の未来をスコア化するSaaS型AIサービスを展開しているxenodata lab(ゼノデータ・ラボ)
AI解析ツールの【xenoBrain】で膨大なデータから企業業績や需要動向、素材価格の将来動向についてAIが総合的に評価したスコアを生成。より高度な意思決定のサポートとなるツールを提供しております。
SaaS型AIサービス【xenoBrain】を利用して「新型コロナウイルスの国内上場企業への影響予測」を行い、新型コロナウイルスに関連する国内の状況を鑑み、解析結果の無料公開を行ったところ多方面から大反響を頂きました。
最新回の今回は、アフターコロナの世界経済がわかる必見の50シナリオを分析。アフターコロナ、五輪延期、自動車需要減少、航空機需要減少など新型コロナ関連のシナリオを掲載したレポートを発表。その中から、注目のトピックをピックアップ。今後のアクションを考える一つの指針としてお役立てください。
東京オリンピック開催延期シナリオ*出所:
新型コロナウイルスの流行により働き方や生活様式が急速に変化するなか、アフターコロナの世界経済はどのように変化していくのか。影響シナリオをビジュアライズして読み解いていく。
広告代理店、ライセンシー各社に減益示唆
東京オリンピックの開催延期からは、大手広告代理店、オリンピック関連製品ライセンシー、観光関連各社へと減益示唆が示された。
広告代理店については、テレビ放映を前提とした広告収入の減少による影響が見込まれる。また、コクヨやアシックス、久光製薬、タカラトミーなど、オリンピック大会委員会から正式にライセンス許諾を受けて関連グッズ等の販売権を有していたライセンシー各社にも、減益影響が示された。
大会の延期による観光需要の落ち込みも影響範囲が広い。ホテルや一部の飲食店等、インバウンド依存度の高い業態に限らず、東京近郊での不動産開発を手掛けるデベロッパー等にも影響が及ぶことが示唆される結果となった。