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コラム2021年4月20日

【本日のマーケット】4月20日(火)

4月20(火)のマーケット                                                                   

前日の米国株式市場は利益確定の売りが優勢となり、NYダウは4日ぶりに反落。先週末にビットコインが急落したことも投資家心理を後退させた。テスラの自動車事故を受けて、電気自動車向け全固体電池を開発しているクアンタムスケープも大幅安。NYダウは123ドル安(0.36%安)の34,077ドル。ナスダックは3日ぶりに反落。テスラは17日にテキサス州で自動運転中の事故で2人が死亡したことを受け売られた。ナスダック総合指数は前日比137ポイント安(0.98%安)の13,914ポイント。S&P500指数は前日比22ポイント安(0.53%安)の4,163。

本日の東京市場は、米国市場の反落を受けて下落スタート。東京と大阪の緊急事態宣言検討されており、警戒感から一時671円安の2万9,014円まで下げ幅を拡大。飲食店以外にもテーマパークや百貨店などに休業要請を行うなどと報じられた。全面安の展開となり、大引けの日経平均は584円安の2万9100円。売買代金は2兆3866億円。TOPIXは30ポイント安の1,926ポイント。

新興市場も下落。ジャスダック平均は6日ぶりに反落。出前館やテラ、ニッポン高度紙が売られた。原発処理水関連のイメージワンも伸び悩み。マザーズ指数も反落。ホープは営業赤字予想でストップ安。マクアケはSMBC日興証券が新規「1」としたが反落。対して、直近IPO銘柄のサイバートラストは大幅続伸。

チャート上では、ギャップダウンから下放れとなり75日移動平均線(2万9,104円)をわずかに割り込んだ。ここで踏み止まれるか正念場。

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恒例の月後半安、日経平均584円安
日本証券新聞4月21日(水)紙面1面TOP記事掲載

「1~15日」と「20日~月末」は“別世界”

再び急落に見舞われた20日の東京市場。日経平均は一時671.01円安まで売られた。19日の米国株反落と一時1カ月半ぶりの1ドル=107円乗せとなる円高・ドル安。国内では、コロナ感染増に伴う大阪府の緊急事態宣言発令要請報道も警戒された。ファーストリテイリングの70円弱を筆頭に日経平均採用値がさ株が下落寄与度上位を占め、下げに拍車を掛ける格好となった。もっとも、今回のやや過剰反応気味の急落の背景には“もう1つの要因”が指摘されている。

19日のニューヨークダウは、反落といっても0.36%安(NASDAQの下げも1%足らず)で、IBM好決算から時間外取引の先物は上昇している。円高にしても、年初の同103円台を思えば、懸念されるような水準でもない。

大手証券情報担当者は「相場解説的には『緊急事態再発令への警戒から○×△円安』とすれば収まりはいいが、後講釈の感が否めない。

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今日の市況概況
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4月20日(火)☆[概況/大引け]

東京と大阪の緊急事態宣言検討が警戒され、日経平均は一時2万9,014円(671円安)まで下落。半導体関連が反落し、空運と不動産が一段安。海運は続伸

大引けの日経平均は29,100.38円の584.99円安、TOPIXは1,926.25ポイントの30.31ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は240、値下がり銘柄数は1,899。出来高は10億8,739万株、売買代金は2兆3,866億円。
東京と大阪の緊急事態宣言検討が警戒され、日経平均は一時2万9,014円(671円安)まで売られた。

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