TOP  NSJアップデート  コラム  【本日のマーケット】2月22日(火)
コラム2022年2月22日

【本日のマーケット】2月22日(火)

2月22(火)のマーケット                                                                   

2月21日の米国株式市場はプレジデンツデーで休場

本日の東京市場は、ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部にある親ロシア派のドネツク州とルガンスク州の一部地域の独立を承認し、平和維持軍を派遣する命令書に署名したことを受け、緊張感が高まり全面安でのスタート。欧米によるロシアへの経済制裁の影響が警戒され、大きくギャップダウンとなり、後場寄り後には一時667円安の2万6,243円まで下落幅を拡大。その後は買戻しが入り下げ渋りを見せたが、明日の祝日を控えていることや、連休明けとなる今夜の米国市場を見極めたいとして動きは限定的となった。大引けの日経平均は461円安の2万6,449円と4日続落。売買代金は2兆7,093億円。TOPIXは29ポイント安の1,881ポイント。

新興市場も4日続落。JASDAQではフェローテックやシンバイオ製薬、ウエストHDが売られ、スーパーバリューは反落。対してジーダットは3日続伸。シーズメンはメタバース関連2社に資本参加すると発表しストップ高。マザーズは、前場にプラス圏となる場面もあったが、買いが続かず。アスカネットが反落し、EnjinやGNIの下げも大きかった。一方、メルカリやサンバイオは買われ、ペルセウスは2日連続ストップ高。

チャート上ではギャップダウンで、長い下ヒゲを伴う陰線。4日続落の下げ幅は1,010円となり、ボリンジャーバンドの-2σ(2万6,381円)にタッチ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
注目記事 Pick up
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

緊迫ウクライナ 「銃声は買い」か!?
日本証券新聞2月24日(木)紙面1面TOP記事掲載

リスク・オフトレードに日経平均一時667円安

緊張緩和かと思わせての“ちゃぶ台返し”はこれで2度目。「ウクライナ」が新たな局面に入ってきた。プーチン大統領が親ロシア派勢力の実効支配する東部2地域の独立を承認し、「平和維持」を名目に軍派遣を指示したためだ。ナショナリズムが経済原理を超えたのか。21日は米国市場休場ながら、独仏の主要指数が2%強の下げ。当事国ロシアのRTSに至っては13.2%安の暴落(3日続落で計20.7%安)となるなど、既に軍事衝突を織り込むかのような展開となっている。

北海ブレント原油は7年5カ月ぶりとなる高値97.4ドルを付け、金価格も高値を追うなどリスク・オフトレードの様相は濃厚。こうした流れのなかで、日経平均も後場667.14円安に売られ、1月27日安値2万6,170.30円(ザラバ安値2万6,044.52円)に接近してきた。

・・・続きは紙面・Digital版で!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
今日の市況概況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2月22日(火)☆[概況/大引け]

ロシアがウクライナ東部の独立を承認し軍を派遣。東証は広範囲に下落し、原油高警戒で海運や自動車が安い。第一三共は第3相治験好データで高騰

大引けの日経平均は461円安の2万6,449円、TOPIXは29ポイント安の1,881ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は290、値下がり銘柄数は1,815。出来高は11億3,893万株、売買代金は2兆7,093億円。
ロシアのプーチン大統領が21日、ウクライナ親ロシア派勢力の支配地域のドネツク、ルガンスク両共和国の独立を承認し、ロシア軍に対しては平和維持活動を行うために派遣することを命じた。

詳しくはコチラ

関連記事