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コラム2022年3月2日

【本日のマーケット】3月2日(水)

3月2(水)のマーケット                                                                   

3月1日の米国株式市場でNYダウは大幅続落。ロシアの強硬姿勢から、ウクライナへの攻撃が長期化の様相を呈してきた。ロシアに対する制裁強化が警戒され、NY原油先物が7.69ドル(8%)高の103.41ドルと急伸し、2014年7月以来の高値となった。また、ロシアに対する融資の焦げ付きや債務不履行などの影響が警戒され、JPモルガン・チェースなどの金融株が売られた。NYダウは597ドル(1.76%)安の33,294ドル。ナスダックは4日ぶりに反落。半導体関連のAMDや電気自動車メーカーのルーシッドグループの下げが目立った。NASDAQ総合指数は前日比218ポイント(1.59%)安の13,532ポイント。S&P500指数は前日比67ポイント(1.55%)安の4,306。

本日の東京市場は、ウクライナ情勢の緊迫化から米国市場が大幅安となった流れを受けて反落でのスタート。WTI原油先物が100ドル台乗せとなり、インフレ高進懸念から日経平均は下げ幅を拡大した。後場は安値圏での推移となった。大引けの日経平均は451円安の2万6,393円と大幅反落。売買代金は3兆1,119億円。TOPIXは37ポイント安の1,859ポイント。

新興市場も反落。JASDAQではセキュアヴェイルが反落し、アズジェントが売られた。かたやウエストHDは4日続伸となり、セプテーニは上昇トレンドが継続した。マザーズではサイバーセキュリティクラウドは4日続伸となったが、FFRIセキュリティとHENNGEは反落。直近新規公開株のBeeXは続落。一方、エネチェンジは日東工業と業務提携し、EV充電サービスを強化することでストップ高。

チャート上では、大きくギャップダウンとなり、再び5日移動平均線(2万6,442円)割れ。またしても25日移動平均線が上値抵抗帯として意識される格好となった。

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日経平均再び451円安、リスク・オフ局面の逃避先
日本証券新聞3月3日(木)紙面1面TOP記事掲載

「期末一括」高利回り銘柄に照準

前日までのリスク・オン機運が一転、米国株安を受けた2日の日経平均は一時531円安。もちろん、1日までの3連騰で計873.90円高してきた反動とはいえ、日米市場は再び「株安・債券高(金利低下)・原油高」のリスク・オフトレードに傾斜している。業種別指数騰落率を見ても、値上がりは鉱業、石油石炭など資源関連セクターばかり。とりわけ金融株の下げが目立ち、日経平均採用が発表されたオリックス(8591)でも朝高後はマイナスに転じる状況となっている。

こうした環境下で資金の逃避先となるのは、やはりディフェンシブセクターだろう。3月に入ったばかりのタイミングを踏まえ、ここでは「配当」に注目してみたい。

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今日の市況概況
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3月2日(水)☆[概況/大引け]

反落。ロシアからのパラジウム調達不安で自動車各社下落。米金利低下で金融も安い。非鉄市況高騰で非鉄株人気

大引けの日経平均は451円安の2万6,393円、TOPIXは37ポイント安の1,859ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は251、値下がり銘柄数は1,876。出来高は14億2,553万株、売買代金は3兆1,119億円。
ロシア軍のウクライナ都市部への攻撃や、制裁強化によりロシアが信用危機に陥るリスクも警戒され、日経平均は反落した。

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