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コラム2022年6月21日

【本日のマーケット】6月21日(火)

6月21(火)のマーケット                                                                   

6月20日の米国株式市場は休場。

日経平均は反発し全面高となった。前日の米国は休場だったが欧州株高を好感した。米財務長官がガソリン税の一時停止検討意向も日経平均の上昇に寄与。東京エレクは11日ぶり反発。Wスコープ大幅高。洋上風力発電の入札で一企業連合の落札可能区域制限の機運から昨年末に三菱商事連合に敗れたレノバは急反発。独石炭火力発電増加を受け、三井松島が急騰した。国際航空運送協会が航空業界は来年黒字の可能性で空運が高い。大豊建設はTOB期間が受渡ベースでは終了で下落。

スタンダード市場では、シンワワイズは子会社がコンサルティングをしているEdoverseのイメージ画像発表で大幅高となった。マツモトやフェローテック、サイバーステップが買われ、REMIXとタカトリは反発した。一方、ガーラは売り買い交錯となり、児玉化学は利食い売りで反落。

グロース市場では、CANBASは抗がん剤の開発進展期待でストップ高。トリプルアイズは顔認証決済アプリの提供拡大でストップ高。GA techはSBI証券が投資判断を引き上げで急騰。セルシードは北海道大学と共同研究開始で高い。エネチェンジとANYCOLORが大幅高。

チャート上では、上下にヒゲを伴う陽線となり、2万6,000円台を回復。5日移動平均線(2万6,147円)上に浮上した。終値で5日移動平均線上に位置するのは、6月9日以来のこと。

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ガバナンス状況で読む東京市場
日本証券新聞6月22日(水)紙面1面TOP記事掲載

シルチェスター株主提案の中国銀、総会控え高値更新

21日の日経平均は一時647.62円高となる急反発。前日の米国市場は休場ながら、20日の欧州株高なども安心感を誘った格好だ。とはいえ、9日からの7営業日で2,475.31円安したことを踏まえれば、まだ自律反発の域を出てはいない。9日まで7日連続で3ケタを数えていたプライム市場の新高値銘柄も20銘柄にとどまる。そうしたなか、4月21日高値を抜いて、昨年3月23日以来の4ケタ乗せまで「あと3円」に迫ってきたのが中国銀行(8382・P)だ。

最近、地銀株の堅調ぶりは一部で話題を集めてきた。少し前のゴールドマン・サックス証券レポートでも、地銀の政策保有株式削減の動きに焦点を当て、特にアクティビスト保有銘柄としてこの株や、京都銀行、コンコルディアFG、八十二銀行、滋賀銀行、大分銀行などに言及している。何せ、0.3倍台の中国銀をはじめ、極端な低PBR銘柄ぞろいのセクターだけに、ガバナンス(≒資本効率)改善が進めば相応の修正高余地を秘めていることは確かだろう。

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今日の市況概況
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6月21日(火)☆[概況/大引け]

終盤は上げ幅を縮めたが全面高は継続。東京エレクが11日ぶりに反発し、レノバが急騰。不動産株が高い

大引けの日経平均は475円高の2万6,246円、TOPIXは37ポイント高の1,856ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,719、下落銘柄数は92。出来高は11億1,340万株、売買代金は2兆6,190億円。
反発し全面高。前日の米国市場は休場だったが欧州株高を好感して始まった。
後場は、イエレン米財務長官がガソリン税の一時停止はインフレ対策として検討に値するとの見方を示したことが報じられ、日経平均は上昇を強めた。

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