TOP  NSJアップデート  コラム  【本日のマーケット】7月5日(火)
コラム2022年7月5日

【本日のマーケット】7月5日(火)

7月5(火)のマーケット                                                                   

7月4日の米国株式市場は独立記念日の祝日で休場。

米大統領がインフレ抑制のために中国からの消費財に対する関税の一部撤廃発表の可能性が報じられ、日経平均は続伸。プライム市場では、レーザーテックやソフトバンクG、ファーストリテが買われ、大阪チタニウムは売り方の買い戻し観測で急騰。メディアドゥはクレディセゾンとの資本業務提携で大幅高。一方、仏海運会社が仏小売業者向けのコンテナ船運賃を下げたことで、邦船も売られた。楽天Gは楽天銀行の上場申請で朝方買われたが伸び悩み。不動産株が安い。

スタンダード市場では、FDKは水素空気電池の開発を行っていることが注目され急伸した。ファブリカは第1四半期のメディアSMS導入社数を発表しストップ高。ウエストHDが買われ、日本ギア工業は原発関連として物色された。シンワワイズは4日続落。コーアツ工業は反落した。

グロース市場では、ANYCOLORが5日ぶりに反発。ウェッジHDは持ち分法適用関連会社への刑事告発をタイ特別捜査局が棄却し2日連続ストップ高。ビッグデータ分析のTrueDataがストップ高。直近新規公開株のEDPが反発。リニューアブルJとアディッシュは安い。

チャート上では、大きくギャップアップして5日移動平均線(2万6,342円)をクリア。連日で上ヒゲの長い陽線となり上値は抑えられた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
注目記事 Pick up
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

どう凌ぐ!?ETF「分配金捻出売り」
日本証券新聞7月6日(水)紙面1面TOP記事掲載

8日に1兆円以上の売り需要発生 過去の経緯を踏まえれば…

当面最大の需給イベントとして、今週末8日の「ETF分配金捻出売り」が市場筋の関心を集めている。大和証券が6月15日付レポートで「現物約4,800億円、先物約5,700億円で合計1兆500億円のポジション解消売りを想定」とし、SMBC日興証券も6月22日付で「合計で1兆1,000億円の見込み」としているためだ。これはどういうことか。そして相場への影響は…。

ETFの分配金捻出売りの仕組みはこうだ。

・・・続きは紙面・Digital版で!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
今日の市況概況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

7月5日(火)☆[概況/大引け]

米国対中関税の一部適用除外の可能性を好感。万能薬ではないため上げ幅を縮めたが、中国国家インフラ投資基金でやや上向いた

大引けの日経平均は269円高の2万6,423円、TOPIXは9ポイント高の1,879ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,007、下落銘柄数は749。出来高は10億3,818万株、売買代金は2兆4,120億円。
バイデン米大統領がインフレ抑制のために、早ければ今週にも中国の消費財に対する関税の一部適用除外を発表する可能性があると報じられた。

詳しくはコチラ

関連記事