TOP  NSJアップデート  コラム  【本日のマーケット】9月6日(火)
コラム2022年9月6日

【本日のマーケット】9月6日(火)

9月6(火)のマーケット                                                                   

9月5日の米国株式市場はレイバーデー(労働の日)の祝日のため休場。

連休明けの米国市場の様子見姿勢から、日経平均はもみ合い商状。プライム市場では、Wスコープが年初来高値を更新。レノバや三菱重工、日本製鉄が高い。HOYAは日経平均への採用決定で買われ、選に漏れたOLCは下落。第一三共は欧州臨床腫瘍学会の抄録発表を受けて上昇した。業務用食品卸のトーホーは通期の業績予想と配当予想を上方修正し大幅高。一方、アマゾンの処方箋薬のネット販売検討でアインHDや日本調剤、EMシステムズなど調剤薬局関連は売られた。JMDCは新株発行で大幅安。オイラ大地が安い。

スタンダード市場では、介護付き有料老人ホームのロングライフと原発関連の助川電気が大幅高。フィギュアの壽屋は業績上振れ期待で買われた。新潟県に熱中症警戒アラートでセイヒョーがストップ高。ソレキアは大幅反落となり、クルーズは貸借取引申込停止措置で下落。シダックスが反落。

グロース市場では、Pアンチエイジが2日連続ストップ高。KaizenPFとスパイダープラス、チームスピリットが高い。一方、プレイドは反落。アマゾンの処方箋薬ネット販売検討で訪問薬局のヒュウガプライマは大幅安となった。オンライン診療関連のメドレーも安い。

チャート上では、長い上ヒゲを伴い実体線の短い陰線。一時、5日移動平均線(2万7,729円)を上抜くも頭を押さえられた。引き続き、200日移動平均線(2万7,478円)がサポートラインとして機能した。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
注目記事 Pick up
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

明治大学 株価指数研究所「兜日本株価指数」とは!?
日本証券新聞9月7日(水)紙面1面TOP記事掲載

日本株 144年の歩み明らかに

「戦後東証再開来」の日経平均月足チャートを見ると、前半の40年余が上昇、後半30年余が調整と“2つの局面”にくっきりと分かれている。もっともこれは、あくまでも戦後に限った話だ。渋沢栄一らが東京株式取引所(東株)を設立した1878年(明治11年)から既に144年(戦後再開後73年のほぼ2倍)。むろん第2次世界大戦以前にも活発な売買が行われてきたはずだが、これまでは市場通の間でもほとんど話題に上ることがなかったのが現状か。

こうした状況下、明治大学が先に「日本の株式市場の戦前期データベースを構築 140年にわたる歴史的趨勢が明らかに」とするリリースを発行して一部で話題を呼んだ。1878~1951年の日本企業の個別株価や資本金、配当金、資本異動のデータを収集し、「三和・岡本日本株価指数(兜日本株価指数)」を算出している。左のチャートで、戦後の部分は現行のTOPIXにつなげたものだ(一番上は「配当込み」)。これによって、日本の株式市場の144年間の真の姿が明らかになった。

本紙では、指数構築の立役者である2人に取材するとともに、8月27日開催の「株価指数研究所 成果発表セミナー」にも参加。この指数誕生の経緯や相場的な意義などについて、両者の話を次のようにまとめた。

・・・続きは紙面・Digital版で!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NSJ Market Forcus
今日の市況概況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

9月6日(火)☆[概況/大引け]

今晩の米国株の反応待ちでもみ合い。WスコープやHOYA、レノバは買われ、OLCと調剤薬局関連は下落

大引けの日経平均は6円高の2万7,626円、TOPIXは2ポイント安の1,926ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は883、下落銘柄数は850。出来高は8億5,021万株、売買代金は2兆1,250億円。
前日の米国がレイバーデーの祝日で休場だったため、今晩の米国株の反応待ちで、日経平均はもみ合いだった。

詳しくはコチラ

関連記事