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コラム2022年10月24日

【本日のマーケット】10月24日(月)

10月24(月)のマーケット                                                                   

10月21日の米国株式市場は大幅反発。ウォール・ストリート・ジャーナルは、「FRB当局者は、11月1~2日の会合で0.75%の利上げに向けてさらに勢いを増しており、12月に小幅な利上げを承認する計画を通知するかどうか、またどのように示唆するかを議論する可能性が高い。一部の当局者は、インフレと戦うための大幅な利上げに大きな不安を示している」と報じた。これを受けて、12月のFOMCでは0.5%に利上げペースが緩められると期待され、米国株が買われ、金利は低下した。NY証券取引所ではキャタピラーやダウケミカル、3Mといった景気敏感株が買われ、景気後退懸念が後退することで、融資焦げ付きが減るという見方からJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなどの金融株も買われた。ベライゾン・コミュニケーションズは新規契約者数が2四半期連続でアナリスト予想を下回ったことで売られた。NYダウは前日比748ドル(2.47%)高の31,082ドル。ナスダックではテスラやアップル、ネットフリックス、マイクロソフトが高い。NASDAQ総合指数は前日比244ポイント(2.31%)高の10,859。S&P500指数は前日比86ポイント(2.37%)高の3,752。

先週末の米国では11月FOMCで今後の利上げ幅縮小議論の観測が報じられ米国株が大幅反発となり、週明けの日経平均も朝方418円高。しかし、NASDAQが中国企業4社の上場手続き停止を受け、香港株が大幅続落となり、日経平均は伸び悩んだ。プライム市場では、コンテナ船運賃の下げ止まり期待で海運が上昇。ラクスやSHIFT、Sansanなど中小型グロース株が高い。一方、JR各社など旅行関連と不動産株は下落。西松屋や神戸物産が売られた。

スタンダード市場では、フェローテックが続伸となり、東映アニメは業績上方修正が好感され、売買代金上位で買われた。為替変動の大きさから取引が増えるという期待でFX関連のトレイダーズが物色された。Eインフィニティとフライトは反落し、ウエストHDとウェルスは3日続落。

グロース市場では、プレイドが協業強化を発表し大幅高となり、海帆はフードロスを利用したバイオマス発電事業の子会社設立で急騰。アルファクスFSは配膳ロボットが箱根のホテルで導入実証に採択されたためストップ高。スポーツフィールドやサンバイオ、CANBASは下落。

チャート上では、上ヒゲを伴い安値引けの陰線。200日移動平均線(2万7,220円)を上抜いて寄り付いたが、上値の重さが目立つ展開となった。

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“割安株の宝庫”新潟銘柄の現状と今後
日本証券新聞10月25日(火)紙面1面TOP記事掲載

「新潟経済同友会筆頭代表幹事」 ハードオフコーポレーション 山本善政会長に聞く

23日は「新潟競馬場で女性騎手が年間最多勝記録更新」に「新潟市長選挙」と、たまたまニュースが重なったものの、日頃必ずしも注目度が高いとは言えないのが新潟県。とはいえ、実はこの地域、割安優良上場企業の宝庫だったりもする(表の通り、超低PBR銘柄がズラリ)。そして、こうした割安評価の続く現状をもどかしく感じているのが、「新潟経済同友会筆頭代表幹事」という“もう1つの顔”を持つハードオフコーポレーション(2674・P)の山本善政会長(写真)だ。コロナ禍の中断を挟んで9月に3年ぶりの開催となり、かつてないにぎわいを見せた「新潟県上場企業IRフォーラム2022」の旗振り役でもある山本会長に、地元・新潟企業の現状や今後の復権への道筋などについて話を聞いた。

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今日の市況概況
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10月24日(月)☆[概況/大引け]

香港株続落を受け大台割れ。海運と中小型グロース株は買われ、旅行関連と不動産は利食い売り

大引けの日経平均は84円高の2万6,974円、TOPIXは5ポイント高の1,887ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は904、下落銘柄数は858。出来高は10億3,097万株、売買代金は2兆6,027億円。
先週末の米国ではFRBが11月のFOMCで今後の利上げ幅縮小に関して議論するとの見方が報じられ、米国株が大幅反発となったため、週明けの日経平均も朝方一時418円高の2万7,308円まで買われた。

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