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コラム2024年9月3日

【本日のマーケット】9月3日(火)

9月3(火)のマーケット                                                                   

9月2日の米国株式市場はレイバーデーの祝日で休場。

半導体関連の調整が続き、日経平均は小反落。海運が売られ、防衛関連も反落。サンウェルズは不正に診療報酬請求かと報じられストップ安。10年債入札が不調で金利が上昇し、銀行株は買われた。財務省幹部が「投資先企業がコア業種区分の選択によって外為法を買収防衛に利用できるという見方は当たらない」と述べたため、被買収リスクからセブン&アイは上昇した。大阪チタニウムは航空機の機体に利用されるスポンジチタンの増産計画を発表し大幅高。

スタンダード市場では、仏社の半導体製造ソフトの代理店契約のジーダットが大幅続伸。ぷらっとホームは4日続伸。倉元製作は買収により新事業として業務用支援ロボット事業を開始することで買われた。中国が輸出規制するアンチモン関連の日本精鉱も好調を継続。メタプラネットは続落。

グロース市場では、農業総研はNTTアグリテクノロジーと資本業務提携で急騰した。FFRIセキュリティが大幅続伸。投資ファンドのインテグラルは大和証券がプライム市場への昇格期待のある銘柄の1つとして紹介したことで注目された。フルッタフルッタは信用取引規制強化で大幅安。

チャート上では、上下にヒゲを伴う実体線の短い陰線。十字足に近いローソク足で、売り買い拮抗がうかがわれる。3日ぶりに小反落となったが、75日移動平均線(3万8645円)はキープ。引き続き5日移動平均線(3万8553円)がサポートとなった。

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野村日本新鋭成長株ファンド、好人気
 日本証券新聞9月4日(水)紙面1面TOP記事掲載

“モデル銘柄”に大幅高相次ぐ 募集上限接近で早くも新規受け付け一時停止

未上場株と上場株の双方に投資する新しいタイプの公募投信が誕生した。2日に新規設定された「野村日本新鋭成長株ファンド」で、当初設定額は477億円。野村アセットマネジメントが運用する。

投資対象は創業期から上場直前までの未上場株(組み入れ割合5~10%)と、上場後10年未満を中心とする日本株(同90~95%)。クロスオーバー投資を行う国内初の日本株公募投信となる。

商品性から既存のカテゴリーに当てはまるものはないが、当初想定するポートフォリオと運用担当者の経験に照らし、現時点では「国内中小型グロース」が最も近いとされる。このカテゴリーでは純資産額ランキングで上位に食い込み、人気ぶりがうかがわれる。

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今日の市況概況
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9月3日(火)☆[概況/大引け]

反落したが下げ渋り。半導体関連は調整が継続。サンウェルズはストップ安。金利上昇で銀行株高

大引けの日経平均は14円安の3万8,686円、TOPIXは17ポイント高の2,733ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,231、下落銘柄数は364。出来高は14億5,032万株、売買代金は3兆3,167億円。
半導体関連の調整が続き、日経平均は反落したが、下げ渋りを見せた。

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