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コラム2024年12月25日

【本日のマーケット】12月25日（水）

12月25日（水）のマーケット                                                                   

12月24日のNYダウは4日続伸、ナスダックは3日続伸。12月4日にユナイテッドヘルスのCEOが射殺されたことや薬剤給付管理(PBM)に対するトランプ次期大統領からの批判でユナイテッドヘルスの下落が続いたことや、FOMCメンバーによる2025年の利下げ回数予測が2回と半減したことが響き、NYダウは12月5日から12月18日まで10日続落となり、合計で2,687ドル下落した。その後、リバウンド狙いの買いが入り、19日から24日までは4日続伸で合わせて970ドル上昇し、36％を修復したことになる。24日はクリスマスの前日で短縮取引だったが、薄商いの中、上げ幅を拡大した。ウォルマートやゴールドマン・サックスが買われた。NYダウは前日比66ドル(0.16％)高の42,906ドル。ナスダックではテスラやブロードコムが買われた。NASDAQ総合指数は前日比266ポイント(1.35％)高の20,031。S＆P500指数は前日比65ポイント(1.10％)高の6,040。

クリスマス休暇で外国人投資家の参加が乏しいため手控え。大引けで戻した。川崎重工と日産が買われ、トヨタはＲＯＥ目標20％に倍増と報じられ上昇。ＳＨＩＦＴは1株を15株にする株式分割を好感。セガサミーは大和証券がレーティングを引き上げ大幅高。５月以降の下落率が大きかった野村マイクロにはリバーサル期待の買い。レーザーテックや楽天、東京メトロが売られ、第一三共はＥＵで肺がん治療薬の申請を取り下げたため下落した。

スタンダード市場では、ＲＥＶＯＬＵＴＩＯＮが３日続落。ＧＦＡが続落。ＹＥ　ＤＩＧＩＴＡＬは第３四半期が営業減益で大幅安となった。シキノハイテックが安値更新。氷撃ウエアのリベルタは９日続伸。ＧＭＯアドはプライム市場への昇格が決まり急騰した。ダイセキ環境は年初来高値。

グロース市場では、ＴｒｕｅＤａｔａとＡＲアドバンストが大幅反落。ＤＷＴＩは４日続落。一方、ＧＥＮＤＡはアミューズメント施設と外貨両替機事業の買収を発表し買われた。トラースＯＰは百貨店ビル空調電力25％削減に成功しストップ高。Ｇオイスターは初配当10円予想でストップ高。

チャート上では、下ヒゲを伴う実体線の極端に短い陰線。引き続き、薄商いの中、底堅さを見せた。一時3万9000円割れとなる場面も見られたが、5日移動平均線（3万8968円）や25日移動平均線（3万8948円）がサポートとなった。

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【新指数「読売333」って何!?】
 日本証券新聞12月26日（木）紙面1面TOP記事掲載

読売新聞グループ本社　読売新聞東京本社　天野真志執行役員に聞く

フィデリティ投信の重見吉徳マクロストラテジストがメディアブリーフィングで「日経平均にも米S＆P500のようにイコールウェート(等ウェート)指数があれば…」などと発言していたのが11月26日。全くの偶然だが、その2日後の11月28日付読売新聞は日本株の新たな指標として、等ウェート型に最大の特色を持つ「読売株価指数(読売333＜さんさんさん＞)」を大々的に発表した。「来年3月に算出・公表を始める」「大手資産運用会社は連動した投資信託などの金融商品を来年春以降に組成する準備を進めている」とのこと。今なぜ「等ウェート型」なのか。そして、日経・東証・MSCIなどの算出する多くの株価指数に割って入る形となる読売新聞の狙いは何か。新指数プロジェクトの責任者である読売新聞グループ本社、読売新聞東京本社の天野真志執行役員(写真)に話を聞いた。

――いつ頃から、どんなキッカケで新指数作成の検討を始めたのか。

「ここ1～2年だ。新NISA(少額投資非課税制度)導入などから国民の間でも資産運用の重要性が認識されつつあるなか、日本の新聞社として多くの方の役に立ち、日本経済の成長に資する何かができないかと考えた。東京市場の動きをしっかりと分かりやすく伝え、日本経済の成長を見守る“新しい物差し”として等ウェート型指数に行きついた。個人投資家資金の多くが『オルカン』などを通じて外国株に流れる現状で、内外投資家資金を国内企業に呼び込めれば、国内経済に広く恩恵が及ぶ。もちろん幅広い層の資産運用にも貢献していきたい」

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今日の市況概況
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12月24日（火）☆[概況/大引け]

大引けで戻した

大引けの日経平均は93円高の3万9,130円、TOPIXは6ポイント高の2,733ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は861、下落銘柄数は727。出来高は17億6,895万株、売買代金は3兆1,697億円。
クリスマス休暇で外国人投資家の参加が乏しいため手控えムード。
本日の日経平均は小幅安が続いたが、大引けにかけて戻した。

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