アジアクエスト(4261・東マ)が12月27日、マザーズに新規上場する。
企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するため、新しい形のデジタルインテグレーションサービスを実施。IoT、AIソリューション、ウェブシステム、モバイルアプリ開発、クラウド、インフラ基盤構築・運用など幅広い分野を手掛けている。顧客と一体になってDXを推進する共創的パートナーを掲げている。
顧客のニーズに応じて、受託開発、派遣を選択。課題立案からコンサルティングを実施し、顧客と共同でアジャイルでプロトタイプを開発。価値を検証したうえで本開発に移り、完成後は運用、改善をするとともに、他サービス、他事業への展開も進める。
特定分野、技術に固執せずデジタル技術へのトータルの対応力が強み。ワンストップでDX実現に必要なサービスを提供する。先端技術に詳しいデジタル人材の獲得、育成、定着にも取り組んでいる。また、インドネシアとマレーシアに子会社があり、累計100社以上にIT支援サービスを実施。アジア市場でも現地の顧客開拓に取り組んでいる。
2021年12月期の業績は、売上高22億900万円(前期比22.7%増)、営業利益2億7,400万円(同2.8倍)を見込んでいる。(HS)
概要
●事業内容=デジタルトランスフォーメーション事業(企業のDXを実現するためのコンサルティング、システム開発、プロダクト開発など、さまざまなデジタル技術を活用したデジタルインテグレーションサービスの提供)
●本社=東京都千代田区飯田橋3-11-13
●代表者=桃井純代表取締役社長
●設立=2012年4月
●上場前資本金=1億3,500万円
●発行済み株式数=140万株(上場時)
●筆頭株主=桃井純(上場前41.7%)
●公募株式数=23万株
●売出株式数=15万株(ほかにオーバーアロットメントで5万7,000株)
●仮条件=12月7日に決定
●ブックビル期間=12月9日から15日まで
●引受証券=みずほ(主幹事)、いちよし、あかつき、岩井コスモ、SBI、極東、東洋、松井、マネックス、楽天
業績推移(連結)
売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
2019.12 | 1,563 | 18 | ▼3.65 | 0 |
2020.12 | 1,800 | 100 | 53.73 | 0 |
2021.12(予) | 2,209 | 258 | 150.16 | 0 |
※単位100万円、1株利益は円、▼は赤字 |