懐かしの商品が再ブレイク!
先日、明治ホールディングス(2269・P)がロングセラーブランドの復刻版パッケージを4月19日より全国にて、期間限定で発売すると発表しました。
発売当初のパッケージデザインで登場するのは「明治ミルクチョコレート(1926年発売開始)」「マーブル(61年)」「チョコベビー(65年)」「アポロ(69年)」「たけのこの里(79年)」の菓子5品。ずらりと並ぶ復刻版パッケージの中でも、アポロは現在とはだいぶ異なったデザインで、これは購入してみたいとチェックする私の傍らで、母があまりの懐かしさに目を細めていました。
ロッテは懐かしの板ガムナンバー1を決める「あなたの推しガム総選挙」を開催。「スウィーティガム」のパッケージを見た刹那(せつな)、当時にタイムスリップした私の傍らで、50歳代の従兄弟は久しぶりに見た「コーヒーガム」の懐かしさに胸を締め付けられていました。
「チェキ」や「写ルンです」の再ブーム、純喫茶ブームを受けての無印良品のメロンソーダが完売するなど、ここ数年Z世代を中心としたニューレトロブームの過熱や、当時を懐かしく思う世代による購買により、拡大を続けている昭和・平成レトロ商品市場。今月だけでも、「マクドナルド×ウルトラマン」「クラフトボス、モスバーガー×星のカービィ」「パズル&ドラゴンズ×タッチ」など、様々なメーカーが次々と昭和、平成に活躍したキャラクターとのコラボを発表しています。
親子二世代・三世代を取り込む力を秘めたレトロ商戦。今後どのような企業がどのような展開を見せるのか、今回の明治の売り上げとともに注目しています。
竹中三佳さんのプロフィール
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。