「Cameo(キャメオ)」が日本初上陸
メッセージ動画やビデオ通話、ダイレクトメッセージを通して著名人とつながれると、アメリカで急成長した「Cameo」が20日、ソフトバンク(9434・P)と協業し日本に初上陸しました。
「Cameo」は登録されている著名人に依頼者が希望した内容のオリジナルメッセージ動画を撮影してもらい、スマホで受け取れるというもの。世界中の俳優やミュージシャン、アスリート、インフルエンサーなど、これまで約5万人もの有名人が参加し、2017年のサービス開始から5年間で合計約400万件、21年だけでも約140万件のメッセージ動画が世界183カ国のファンに届けられています。
早速登録著名人をのぞいてみると、海外の著名人に疎い私でも知っているFloyd Mayweather氏、Tom Felton氏、Ne-Yo氏などが登録されており、著名人側により設定された価格もそれぞれ。Floyd Mayweather氏の193万8,900円という値段にはさすがスーパースターと舌を巻きました。
使い方は、リクエストフォームに情報を入力し、リクエストするだけ。7日以内に選んだ著名人から動画が届きます。「私の母〇〇宛てに、〇〇歳のお誕生日お祝いコメントをお願いします」など詳細を伝えることで、よりパーソナライズされた特別なメッセージを受け取ることができます。急いでいる人向けの24時間のお届けサービスや、ビジネス向けメッセージなどもあり、誕生日や結婚、上場祝いや激励メッセージなど特別な日のサプライズに喜ばれそうです。
日本での本格展開に際しては、アレックスラミレス氏、大林素子氏など約60名が参加。今後も参加者を追加していく予定としています。Z世代の推し活にも直結しそうな「Cameo」、日本で事業成長を加速させるとともに、アジアにおける事業展開を図ることができるのか、要となる今後の登録著名人に注目しています。
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。