先週、5月上旬だというのにゲリラ豪雨に見舞われた東京。週間天気予報では早くも梅雨入りしたのだろうか、というような天気マークがずらりと並んでいます。こうなると活躍するのが、お天気アプリ「ウェザーニュース」(ウェザーニューズ、4825・P)です。
私は有料会員なので、10分間隔で250メートル四方、27時間先までの雨雲を予想してくれる「雨雲レーダー」や、ゲリラ豪雨を30分前までに通知してくれる「ゲリラ雷雨アラーム」を主に利用しており、かつては駅を出て雨が降っていた際、通り雨なのかどうか判断がつかず困ったものですが、今では雨雲レーダーをチェックし、タクシーに乗るのか、傘を買うのか、しばらく待つのか、といった意思決定が瞬時にできるようになりました。
地元九州でこれからの季節必須となる「台風ピンポイント予測」や、寒冷地では翌朝の起床時間を決めるという「フロントガラス凍結予報」など、全国津々浦々の知りたい気象情報を届けてくれるウェザーニュース。1.3万カ所におよぶ気象観測網と独自の気象予測による精度90%以上という気象情報だけでなく、服装を考えるアシストをしてくれる「服装予報」や、1時間ごとの紫外線量を予報してくれる「紫外線予報」、洗濯をサポートする「お洗濯情報」など、生活に関わる気象情報も発信してくれるため、周囲にもファンが多く、ダウンロード数は累計3,000万を突破しています。
平均気温が世界より早いペースの100年あたり約1.2℃の割合で上昇し、1日の降雨量が100ミリメートル以上という大雨の日数が長期的に増える傾向にあるとされる日本において、気象データを用いての気候変動・温暖化に関わるリスクの回避や、社会課題の解決を実現させることはできるのか、今後のアプリ内更新とともに注目しています。
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。