気温、湿度、気圧の変化が目まぐるしく、睡眠の質が下がりやすいこの季節。就寝2時間前に入浴を済ませ、軽くストレッチをするなど、念入りに安眠準備をするものの、なかなか寝付けなかったり、夜中に目覚めたりと、翌朝の疲労感にげんなりする日々が続いています。

そんな折、早朝生放送を担当している友人が良質な睡眠のために毎日飲んでいる、と薦めてくれたのが、機能性飲料「Yakult1000」(ヤクルト本社、2267・P)です。サイトには確かに「ストレス緩和 睡眠の質向上」と大きく書かれており、乳酸菌シロタ株を1,000億個含む飲料の継続飲用により、腸内環境改善だけでなく、一時的な精神的ストレスがかかる状況での「ストレスをやわらげる機能」と、「睡眠の質を高める機能」が報告された、と実証データとともに掲載されていました。

宅配専用の「Yakult1000」は昨年4月の発売後すぐに注文が殺到ししばらく新規注文が休止され、10月に店頭販売が開始された「Y1000」はSNS(交流サイト)を中心に話題となり、今なお午前中に完売するなど品薄状況が続き、街中で見かけたヤクルトレディから直接購入する人や、ヤクルトの販売センターへ赴き購入する人が出るほど、人気は加速しています。

「Yakult1000」は1日当たり約114万7,000本販売、「Y1000」も販売数量が計画比4割増で推移するなどの好調を受け、2022年3月期の連結決算は純利益が前の期比14%増の449億円と過去最高益を記録したヤクルト。

現代の社会課題とも言えるストレス、睡眠にフォーカスした「Yakult1000/Y1000」は今後主力商品としてさらに売り上げに寄与していくのか、競合他社商品とともに注目しています。